腎臓病

腎臓病について、はじめに

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腎臓病は生活習慣病のひとつで、この病気に罹っている方や、兄弟や親せきの人、あるいは知り合いの人に罹っている人が多いのではないでしょうか。

腎臓病は子供でもなる病気で、昔私が小学校5年の時に、同じ村の1学年上の男の子が腎臓病になって驚きました。

ほんの少し入院しただけですぐ退院してきましたが、名前が順造という名前だったのに、友達に「じんぞうちゃん、じんぞうちゃん。」とからかわれていました。

子供は意味もわからず残酷なことをしてしまうこともあるのですね。

私の母も腎臓病で、73歳の時に亡くなりました。

母が腎臓病になったのは、明らかに本人の不注意だったのです。

体を大事にしていなかったのです。こんなことを書くなんて本当に親不孝者ですが、これを書くことで腎臓病を軽く考えないで大事にしようと思ってくれる人がいれば母も本望だと思います。

母は、冷えから膀胱炎になりました。

膀胱炎になったのですから、その時点でもっと気を付ければよかったのに、充分注意をしなかったのと、近くの漬物工場に行きたくて、行きたくて止められないでいました。

漬物工場はコンクリートの上で水を使うのですから、冷えるのもいいところです。

しかし、近所のおばさんたちと話をしながら仕事をしたり、お茶を飲んだり、毎年旅行に連れて行ってくれるのですから、楽しみで仕方がなかったのです。

父に怒られたり、自転車を隠されたりしながら、隠れて漬物工場に行っていました。

そして膀胱炎をこじらせて腎盂炎になり、とうとう腎臓を壊して腹膜透析や人工透析をしなければならない体になってしまいした。

人工透析はすでに多くの方がご存知ですが、腹膜透析もとても大変です。

自宅で3時間おきに昼夜行います。

1回に20ほどかけますから、準備や片づけを入れれば30分です。

それを1日に8回、時間にすれば4時間です。

はっきり言ってぐっすり眠る時間なんてありません。

8畳の母の部屋は、腹膜透析の薬の段ボールの箱でまるで倉庫のようでした。

「透析をやるために生きているようだと」と切ない声で言っていましたが、今思い出しても胸が締め付けられます。

腎臓病はなりたくてなるものではありませんが、生活習慣からきていることが多いために、厚生労働省でも「生活習慣病」としています。

なので、腎臓病の多くは防ごうと思えば防げる病気なのです。

腎臓病になった時の治療の大変さ、苦しさをあらためて知っていただいて、身体を大切にしていただきたいと願っています。

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