
冷えの最大の原因は食べ物なのです
体を冷やす食べ物ばかり食べていないか
体温が下がるとはたらきが悪くなるのは免疫力だけではない。
体温が1℃低下すると基礎代謝も12%低下するのである。
つまり、低体温の人は同じものを食べていても太りやすい、ということになる。
なぜ、日本人の体温は下がってきたのだろう。
まず第一に、交通機関の発達で、以前のように歩かなくなったこと、家電製品の普及で家事をはじめ、筋肉労働が少なくなったことなど、筋肉の鍛錬不足があげられるだろう。
たとえば、夏は本来ならば汗をうんとかき、体内にたまっている老廃物や体の中を冷やす要因である水分をどんどん出す季節だ。
それが、いまやあらゆるところにあるエアコンのために、「夏こそ体を冷やす」という状態になってしまったこともひとつ。
また、入浴といってもゆっくりと湯船につからず、シャワーだけですませる若者が増えてきたことも、体温を低下させている要因だろう。
しかし、なんといっても、体を冷やす最大の原因は、ここ20~30年の日本人の飲食物の摂り方の間違いだ。
日本人の体温を低下させた食べ物はさまざまあるように、ごくごく身近なものばかりだ。
カラダをあたためる食材
ショウガ
ナツメ
ニンニク
アンズ
ニラ
クルミ
ネギ
シナモン
青じそ
唐辛子
かぼちや
黒砂糖
カラダを冷やす食材
レタス
スイカ
トマト
メロン
セロリ
カキ(柿)
せり
食塩
バナナ
白砂糖
マンゴー
パパイヤ
この他のいろいろな食材の見分け方については、
・寒い季節や寒冷地域でとれる食材=カラダをあたためる
・暑い季節や温暖な場所でとれる食材=カラダを冷やす
という基本的なポイントをまず押さえてください。