脳梗塞 再発を防ぐ

脳梗塞が再発すると初回より重症になりやすい

同じタイプの脳梗塞を発することが多い

再発というと、一度起こした場所にまた起こるものだと思いがちですが、脳梗塞の場合はそうではありません。

前回と同じ場所の血管が詰まるよりも、新たに別の血管が詰まることのほうが多いのです。

また、脳梗塞が再発する場合は、一度発症したタイプと同じタイプの脳梗塞が起こることが多いといえます。

特に、心原性脳塞栓症は再発したときも心原性脳塞栓症であるケースが多いものです。

そして、脳梗塞の再発で最も注意しなくてはならない時期は、発症後の1年間です。

再発が怖いのは、初めて発症したときよりも重症になる危険があるからです。

脳梗塞が再発して梗塞の部位が広がると、脳の障害が広範囲に及び、症状が重症化しやすいのです。
なかでも多いのが、認知症の症状が現れたり、仮性球麻痺(左右の脳に障害が起こることで嚥下障害や構音障害が強くなる)になることです。

また、片麻痺が重度になったり、体の両側で麻痺が起こると、運動機能の低下を引き起こして寝たきりに進むこともあります。

こうした深刻な事態を防ぐためには、患者さんはもちろん、家族もそのことを十分に理解し、再発予防に努めることが大切です。

-脳梗塞 再発を防ぐ