脳梗塞(のうこうそく)について、はじめに
脳梗塞で一番怖いのは、半身不随になる障害です。
昨日まで自分で歩けていたのが急に歩けなくなるのです。
そしてしゃべれなくなって自分でご飯すら食べられなくなって・・
想像しただけでも怖いですよね。
私の祖父も脳梗塞で半身不随になり、それでも杖を使って歩けるようになりましたが、「かたわになって悔しい!」と、悔しそうにつぶやいていました。
寄り事で大勢の中を、人が立っていると間を体をずらせて移動する惨めさは、祖父の気持ちを想像するだけで胸が痛みます。
あなたも左手でご飯を食べてください。上手く食べられなくて、とても美味しいと感じるところまでいきませんよね。
脳梗塞で半身不随になると、その生活がずっと強いられるのですから、せめて可能な限り脳梗塞にならないように努めたいものです。
今は医学が進歩して、脳梗塞になるメカニズムも色々わかってきています。
完全には防ぎきれませんが、ある程度は予防は可能です。
比較的突然現れる脳梗塞ですが、前触れの症状というのがあるそうです。
私の祖父は70歳過ぎに旅行に行って旅行先でなりました。
脳梗塞は疲れやストレスが引き起こすこともあるそうなので、祖父の場合はそれが原因かな、なんて思っていますが、気を付けていればその前触れも家族の者にわかったのかもしれません。
脳梗塞の前触れの症状としては、歩くときにふらふらするとか、片方の手足が痺れるとか、眩暈がするなどがあるそうですが、はたしてこのような症状は年を取るとよくある症状なので、家族も気が付きにくく難しいものがあります。
しかし、脳梗塞を防ぐ食事や運動などがあるのです。
脳梗塞に何が良くて、何がいけないかはわかっているのですから、意識しなくても自然に脳梗塞の予防ができる生活習慣ができるといいですね。
健康で、不自由な体でいなければ、せっかく与えられた寿命も楽しむことが出来ません。
しかし、今はリハビリも非常に発達しています。真剣にやればそれなりの効果があるのですが、年を取ってから脳梗塞で半身不随になった人は、リハビリの効果をあまり信じません。
私の祖父も病院からリハビリに来てくれる方がやってくれること「くだらね、こんなことやって何になるんだ」と、その方が帰った後、つぶやいていました。
たしかに、足をもって反対側にねじったり、それを見ていると、昔、子供が赤ちゃんのときのオムツを変えるときにやっていた「赤ちゃん体操」と同じで部分もありました^^;
リハビリをバカにしたり、リハビリの苦しさに負けないで頑張ればそれなりに効果があるのです。
過去に長嶋監督が脳梗塞で倒れて右半身に障害が出たことがありました。
しかし、短期間でしっかりした字を書いて人々を驚かせましたが、長嶋監督は、選手時代のトレーニングの経験から、リハビリの効果もわかっているので真剣にリハビリに励んだ結果と私は思っています。
もし、不幸にも脳梗塞の後遺症で半身不随になってしまったら、リハビリの効果を信じて励んでいただきたいと心から思います。