
血液 が濁る原因
血液の濁り
目次
食べ過ぎと血液の濁りとの関係
サラサラな綺麗な血液にしたいのに、でも血液を濁らしてしまうものに、食べ過ぎがあります。
食べ過ぎは明らかに血をドロドロなものにしてしまいます。
食べ過ぎると、消化能力が追いつかず、消化されなかったものは腸内に留まります。
そして腸内の中の悪玉菌が腐敗して毒物が発生します。
この毒物が腸内で吸収されて、血液によって全身に流れていきます。
毒素がたっぷりの汚れた血液が全身を巡るのですから、頭痛、倦怠感、肩こりなどの不快な症状が出てきます。
全身の倦怠感を訴えて病院に行って血液検査他、色々な検査をしても原因がわからないときがあります。
食べ過ぎて血液がドロドロになっている可能性も考えられますから、食事の量を減らして様子をみてください。
改善されるかもしれません。
奇麗な血液がいかに大事かを表す言葉に「万病一元、血液の汚れから生ず」というものがあります。
東洋医学の言葉ですが2000年以上も前からあるそうです。
動物性たんぱく質を摂り過ぎると血液がドロドロになりますが、食べ過ぎなければドロドロにしません。
量の問題です。私たちの体は案外小食で間に合うようにできているそうです。
それなのに、昔から比べたら現代の人の食事量は明らかに多すぎます。
血液サラサラにするために、特に大切なのは「毎日の食養生」です。
毎日取り続ける食事の内容によって体質や体調が良くなったり悪くなったりします。
血の濁りもそうです。今日食べ過ぎたからと言ってすぐに血液を濁らすわけではありません。
長い間の食べ過ぎの食生活の習慣が血を濁らせたのですから、血液サラサラになるまでにはある程度の時間を必要とするでしょうが、きっと効果が現れると思います。
バランスの悪い食事と血液の濁り
バランスの悪い食事も汚い血液にしてしまう原因になります。
動物性たんぱく質も私たち人間の体に欠かせませんが、豚肉などの動物性たんぱく質を摂ると同時に野菜もたっぷりとれば、血液を汚しません。何事もバランスがだいじなのです。
お肉を食べるときには一緒にキャベツを食べるとか、血液を綺麗にしてくれる玉ネギやショウガもたくさん摂りましょう。
ビタミンCの含まれた野菜などが食べられない状況ときには、そういうときこそ、サプリメントに頼って、サプリメントで補うことをお勧めします。
野菜などをしっかり食べてビタミンが摂れていれば便秘に苦しむこともなくなります。
先日のこと、職場の後輩の女性が、「1日1食にすると血液が綺麗になって、若々しくなる本に書いてあった。」と、
1日1食を実行し始めたのですが、たしかに血は綺麗になるでしょうが、それでは健康を害してしまうような気がします。
また、「現代人は食べ過ぎの結果、内蔵が休む事なく働き続けているので老化を早めている。」という本も読んでいて、たしかに食べ過ぎの弊害はありますが、だからと言って物には限度があります。
栄養失調になって体を壊したら元も子もありません。
無理なダイエットで体を壊すと、改善するのに大変な思いをしなければなりません。
人間の体は壊すのは簡単ですが、治すのは大変です。
スリムな体よりも、少々ポチャリしている方が可愛いし、健康的な美しさがあると思います。
ましてや、あなたを結婚相手の対象と見ている男性なら「元気な赤ちゃんを産んでくれそう」と安心するのではないでしょうか。
働き過ぎと血液の濁り
「日本人は働き過ぎである」と、20年ほど以前から欧米諸国からも批判されていました。
そして暮らしは豊かなったはずなのに「過労死」をする人がテレビのニュースで報道されています。
考え過ぎたり、働き過ぎると血液も濁ったり、血管が縮んで血液の流れを悪くします。
血液の流れが悪いと心身の不調を招きます。
不調どころか、過労死で亡くなっている人させいるのです。
狂いだした歯車はどこまでも狂って、疲れているにも関わらず眠れなくなったりします。
不眠・や胸苦しい感覚がするとか、寝付けないなどの症状を起こします。
重症になれば一睡もできなかったり動悸がしたりします。
食欲もなくなりますし、胃液も充分分泌されなくなりますから、食べても体がしっかり吸収してくれません。
このように働き過ぎや疲れすぎは重大な健康被害をもたらします。
働き過ぎて疲れてくると、
病気ではないけれど肌がくすんでいたり、
目の下にクマができたりとか、
冷え性になったり、
むくんだりなどしがちです。
働き過ぎてあまりに体が疲弊してしまうと、いくら栄養価の高い食べ物を食べなければと頭の中では思っても、食欲はなくなりますし、胃も受け付けてくれません。
疲れすぎのときは、消化の良いものを少量食べることと、血液を綺麗にするサプリメントを飲むことをお勧めします。
血液がサラサラで綺麗になることで疲労を回復させることもできます。
働き過ぎは肝臓や腎臓を壊します。
腎臓が壊れると血液浄化できなくなり、全身の血を汚してしまいます。
汚れてドロドロになった血液は、体のいたるところに悪影響を及ぼし、その人の体の弱い部分から先に症状が出ます。
働き過ぎには充分注意してください。
不摂生と血液の濁り
生活の乱れや不摂生も血液を汚してドロドロにする原因になります。
それを防ぐには、規則正しい生活を心がけて、寝不足にならないようにすることが大切です。
寝不足の時は目の下にクマができたり、冷性になったりします。クマの原因は、寝不足で血液の流れが悪くなり、血液が濁っているためです。
血液の浄化と循環が良くなるように、サラサラ血液にすることが大事です。
サラサラ血液になれば、新陳代謝作用が盛んになり、体を内部から温めることが出来ます。
毎日の養生、特に食事で養生をすることが大切です。
若い人は、体の大切さがわかっていても、遊びに夢中になって夜更かしをしたり、食べたければお腹いっぱいになってもまだ食べて、気が向かないと食べなかったりと、体のことを2の次にしがちですが、そういった不摂生は必ず体になんらかの症状となって現れます。
症状が出てからでは遅いですから、出る前に気を付けることが大事です。
若い時は無理が効いても、そのつけは後から回ってきます。
不摂生をやめて、健康的な日常生活を送ることで肝臓や腎臓、脾腎の機能を活発にします。
これらの臓器が正しく働かなくては、サラサラの綺麗な血液は望めません。
また、若い人は健康診断をしっかり受けますが、「要検査」の通知が来ても検査にいかなかったりします。
健康診断は体を健康にしてくれるのではなく、悪いところがないかを調べるものです。
「要検査」の通知が来たら必ず行きましょう。
若い人は高齢者と違って、体の悪い部分の進行が速いですから、まごまごしていたら手遅れになる可能性だってあります。
ストレスと血液の濁り
ストレスが血液を濁らせる原因となって、濁った血液は流れを悪くし、血液の循環が悪くなった結果、冷性となって現れる人もいます。
冷性は、生まれつきの体質ではなく日常生活や食生活が原因となって現れるものですが、ストレスによっても、血管を委縮させたり、血液の汚れを招きます。
血液の流れが悪くなると、体のあちこちの部分の障害が現れますが、それが冷性となって現れる人もいるのです。
現代の社会はストレス社会と言われるほどストレスが蔓延しています。
ストレスからうつ病になった患者さんも多くいます。
現代の世の中は、ストレスを避けては通れなくなっています。
私たち人間の我慢できるストレスには限界があります。
限界を超えたストレスや不安や緊張、そして激しい労働は様々な健康障害を引き起こます。
それだけに、自分で自分のストレスをしっかり解消させる方法をみつけなければなりません。
自分でストレスを解消する方法をいくつかご紹介します。
試してみてください。
【半身浴をする】
【ストレッチなど軽い体操をする】
【マッサージをする】
【食べ過ぎない(これが1番のポイントです)】
【食物繊維やビタミン、ミネラルが含まれている食品を多く摂る】
【早寝早起きの生活を心がける】
【働きすぎない】
【自分にとって楽しくなれることやご機嫌になれることをやる】
【体を冷やす服装や体を冷やす飲み物を控える】
この他にもストレス解消の方法がいくつかあると思います。
自分がご機嫌で気持ち良くなれることを探してみてください。
体をご機嫌な状態にすれば、脳は騙されて頭の中もいくらか軽くなれるものです。
ご機嫌になれる方法を、あたまのなかで探している瞬間だけでもストレスから解放されていると言えます。
悪玉コレステロールと中性脂肪
日本人は欧米人に比べて腸が長いと言われています。
腸が長いので、食べたものが腸の中をゆっくりと時間をかけて通るため、腐敗菌で腐りやすくなります。
腸の中で腐敗した食べ物は腸を痛めてしまいます。
野菜などの植物が中心だった日本人の食生活が、欧米人並みの食生活に変化し、肉類たくさん食べるようになり、それと共に大腸がんなどが増え出しました。
昔の日本人の食事は、繊維の多いものでしたから、腸の中の菌のバランスが非常に良く保たれていました。
植物性乳酸菌が自然に摂れていて、腸の中に善玉菌のビフィズス菌も豊富でしたから、腸の中の悪玉菌を排除してくれていました。
動物性乳酸菌よりも、植物性乳酸菌のほうが、しっかり腸に届くという利点もありました。
そのため血液も汚されることもなく、綺麗な血液でいられました。腸の中に悪玉菌が多いと、腸の中の環境が悪くなってしまうのです。
腸の中の腐敗菌が多いと、良いものを食べても、腐ったような便に混じって腸内を通過している間に吸収されて、血を濁らせてドロドロの血液にしてしまいます。
血液がドロドロになると、きれいにするために肝臓が一生懸命働きすぎて肝臓が疲れます。
肝臓が疲れると、今度は、腎臓に汚いままの血が流れて、今度は腎臓が疲れて血液を浄化作用する働きが出来なくなります。
そして、ドロドロの血液のまま体の中を流れるようになります。
このような悪循環に陥る原因をつくる悪玉コレステロールと中性脂肪をやっつけてくれるのが、植物性乳酸菌であり、ビフィズス菌なのです。
腸の長い日本人は、意図せずに自然に、日本人の体に合った食生活を送っていたのです。
糖分の摂りすぎは血液を濁らす!?
糖分の摂り過ぎは血液を濁らすことは、比較的良く知られていますが、洋菓子や生菓子や羊羹、そしてぜんざいなどの食べ過ぎには気を付けましょう。
血液を汚す食べ物がガン細胞を作ると言われています。昔ほど【癌=死】の時代ではなくなりましたが、癌と宣告された苦しみ、闘病生活の大変さはテレビその他で知らない人はいないと思います。
でも、なんとなく自分はならないような気がして暮らしています。
でも、真剣に「健康になりたい!」と意識して暮らしましょう。
まずは、糖分の摂り過ぎを控えましょう。血液が綺麗なら健康になれるのです。
糖分の摂り過ぎは、体がだるく感じられたりとかどこかでサインを送っているはずですが、仕事をし過ぎたから疲れているのだろうと思ってしまったり、糖分の摂り過ぎとは気が付かないで過ごします。
原因があって結果があるのですから、糖分の摂り過ぎは血液を汚すということだけは、頭の隅に入れておいてください。
現代の日本人を一億総病人にしている張本人は、砂糖だとも言われています。
料理もお菓子も飲み物も、砂糖・砂糖のオンパレードです。
そして、糖度も昔とは比べものにならない高さになっています。
砂糖は、血液を酸化という形で汚し、赤血球や細胞を壊します。
ウイルスや細菌に感染しやすい体にしてしまいますから、インフルエンザ対策の意味も込めて砂糖の量を減らしましょう。
アトピーやアレルギー、冷え性や頭痛、肩こり、貧血、便秘、虫歯、胃潰瘍、糖尿病、心臓機能低下などなど、「砂糖病」といっても過言ではないと言われています。
ときには甘いスイーツも心をほっとさせ、和ませてくれます。
しかし、摂り過ぎはとたんにあなたを苦しめる存在に変化します。
ひところ、今の子供がすぐキレルのは甘いものの摂り過ぎと言われました。
砂糖は血液を汚すばかりでなく、精神的にも我慢がきかなくなってキレやすくなったり、イライラしたり、不眠やうつ病なども招きます。
チョコレート依存症と言う疾患も実際にあります。
免疫力が低下し、ビタミン・ミネラル不足を起こし活性酸素を増やし血液を汚します。
肉体細胞組織が徐々に崩壊していくという恐ろしい病気まで引き起こすのが砂糖の摂り過ぎです。