腰痛

腰痛の基礎知識

腰痛とは

人類が誕生した時、4本足での歩行でした。

そして2本足で歩くようになり、手が使えるようになってからますます人類は進化しました。

ところが、2本の足で立って歩くようになった結果、
腰に負担がかかり「腰痛(ようつう)」という、人類の宿命ともいえる病気をかかえるようになりました。 

しかし腰痛は、国によっても地域によっても、そして生活習慣によっても腰痛になる率が大きく違うのです。

世界で一番腰痛の羅漢率が高いのが日本なのですが、生涯のうちにただの一度も腰痛を経験したことがない人は多分いないと言われています。

それくらい日本人は腰痛になる人が多いのです。

腰痛になる原因は、
その人によって様々あるとはいえ、日本の座っての生活様式が、世界で一番腰痛が多い原因と言われるようになりました。

しかし、腰痛は痛みがあっても特別「病気」として扱われず、痛みを抱えながらも放置している人が多いのが現実です。

老若男女関係なくかかる腰痛ですが、腰痛の原因の多くは、
椎間板や椎間関節の老化によって起こるものや、
脊椎の変形によるもの、
背筋の筋肉性疼痛によるもの、
骨粗鬆症や外傷性骨折など骨自体の変化によるもの
などとなっています。

また、ストレスからくる心因性の腰痛もあります。

このような腰痛の多くは
安静にして腰に負担をかけないようにしていれば、1週間から10日間ほどでほぼ痛みが治まることが多いです。

ただ、上記のような原因での腰痛はそれほど心配ありませんが、内臓の疾患が原因となっている腰痛は、頻度が少ないとはいえ決して軽視できません。

膵臓からきている場合や、腎臓結石、胆石、尿道結石なで腰が痛くなることもあります。

腰痛の原因と分類

一生のうちに一度も経験したことがない人はいないと言われる腰痛ですが、
腰痛の原因となるものは多く、

「腰椎椎間板ヘルニア」
「外側ヘルニア」
「腰部脊柱管狭窄症」
「筋・筋膜性腰痛」
「腰椎分離症」
「腰椎すべり症」
「腰椎変性側弯症」
「腰椎圧迫骨折」
「腰椎腫瘍」
「化膿性脊椎炎」
「内臓に由来する腰痛」などのように分類されています。

内臓疾患からきている腰痛としては、
尿路結石や生理痛を含む「婦人科」の病気や、
「がん」
「胆石」
「脊椎カリエス」
「大動脈瘤」
「悪性腫瘍」などがあります。

内臓に原因がある腰痛は、
安静によっても痛みがおさまらないのが特徴です。

腰痛を訴える患者さんのうち、およそ1割の方が内科的疾患からきている腰痛ですから、もし、腰痛がいつまでも続くようなら内科を受診することをお勧めします。

また、知人の体験なのですが、たぶん坐骨神経痛らしいのですがお尻のえくぼ付近が攣れを伴った痛みだったとか。

ネットで色々検索をしていたら、「自力整体」という本がありそれを購入して整体をして治っています。

その本に書いてあったのは、「夜遅い夕食で消化していないまま寝ない」とありました。

寝て横になると胃や腸などが下がり骨盤周辺の「神経」を圧迫するのだそうです。

知人はその当時、会社の決算で残業が続き、ほとんど毎日帰宅が22時を過ぎ、それから夕食を食べていたそうです。

その本を読んで、整体を行うと同時に、会社で仕事の合間に軽く夕食を済ませるようにしたところすっかり良くなっています。

このような例もありますので参考にしてみてください。

腰痛は温めるか、冷やすか

多くの人が経験する腰痛ですが、腰痛の治療法には、
「マッサージをする 」
「冷却での治療 」
「温熱での治療」
「ストレッチを行う 」
「運動療法」
「鍼・灸での治療 」
「電気や超音波を使っての治療 」
「体を引っ張る牽引療法 」
「注射(神経ブロック等) 」などがあり

「安静にしている 」とか、
腰痛の種類によっては「手術を行う」などがあります。

上記のように、腰痛の原因の種類も多いだけに、その治療も様々な 方法で行われます。

そこで疑問なのですが、腰痛の治療法に冷却法と、温熱療法の2つの相反する治療法があります。

ストレッチや運動療法などと共に自分で簡単にできる治療法なのですが、冷却療法と温熱療法ではどちらが良いのか迷います。

冷却か温熱かは腰痛の原因によって分かれます。

急性期や痛みが強い時期は、激しい炎症が起こっている状態ですから、炎症を抑えるために患部を冷却する処置が効果があるとされています。

反対に急性期を過ぎた慢性期の腰痛では、障害の回復のためには血行促進が必要です。

そのため、お風呂に入って体を暖めたりして血行を促進することが腰痛回復に繋がります。

急性期のように激しい炎症が起こっていない時は積極的に温める方法が効果があります。

なので、急性期には冷やして炎症を抑え、慢性期には暖めて血行を良くし、発痛物質を除去すると考えてください。

ちなみに、肩こりや筋肉を使い過ぎた時に熱いお風呂に入るのは避けてください。

筋肉を固まらせてしまい肩こりを酷くします。

体を使い過ぎた時は、軽い体操をしてからお風呂に入ることをお勧めします。

腰痛のきっかけと予防

腰痛の原因には実に多くの原因がありますが、腰痛の症状を発生するきっかけとなるものには、
「重い荷物を持ったとき」「長時間の同じ姿勢」などが多く、
なかには「人に呼ばれて急に振りむいた時」という人もいます。

ぎっくり腰になって、それ以来慢性的な腰痛に苦しんでいる人もいます。

腰痛は疾病には入らないのだそうですが、「要(かなめ)」という字が示すように、腰は体の中でもかなめの重要な部分です。

それだけに腰が痛いのは切ないものがあります。

腰痛の改善に水泳や、ストレッチをやっている人も多く、腰痛改善にお勧めです。

また、同じぎっくり腰でも、前かがみで痛みが増すのは「椎間板ヘルニア」考えられます。

椎間板ヘルニアの改善には、マッケンジーやウィリアムス体操がお勧めです。

また、知人は数年前から、右下腹部が痛くなり、痛くなったときもCTを撮ったのですが原因が分からずそのままになっていました。

ところが再び腰が痛くなり、寝ている状態でも痛くて整形外科でレントゲンを撮ったのですが、骨にも異常が見られませんでした。

そして外科医の言うのには「寝ている状態で痛いのは整形の分野では考えられない」とのことでした。

私が昔、腰が痛くなった時は、昼間は痛くなく、寝ている時に腰が痛くて目を覚ますという状態でした。

原因は冷えからだったので、その話をしたら、知人も素足を止めて寝る時にもソックスを履いて寝るようになったら痛みが治まっています。

もし、寝ている時も腰が痛いようでしたら、冷えを疑ってみることをお勧めします。

腰痛症状のチェック

多くの人が罹っているのが腰痛です。

そして、原因も数えきれないのが腰痛ですから、腰痛の症状を改善するには、腰痛の症状を正しくチエックしてこそ、適切な改善策が取れます。

腰痛のタイプは大きく分けて3つあり、自分で簡単にチエックすることが出来ます。

チエック方法は、
「1、前かがみの姿勢を取ると痛む」
「2、体を後ろに反らすと痛む」これらの痛み方に加えて、
「3、急激な痛みが起こる」などがあります。
1つ目の、前かがみの姿勢を取ると痛む場合は「椎間板ヘルニア」が考えられます。

椎間板ヘルニアとは、加齢とともに椎間板変形してしまったり、スポーツなどで負荷の継続がきっかけで椎間板変形し神経根や脊髄を圧迫して痛みが発症します。

この場合は、横になると楽になったりします。

2つ目の体を後ろに反らすと痛む場合は、「脊柱狭窄症」の危険性が疑われます。

あるいは「脊椎分離症・腰痛分離症」の可能性もあります。

椎間板ヘルニアも、脊柱狭窄症も、原因を知って対策を取ることが必要ですから、病院を受診することをお勧めします。

3つ目の急激な痛みの場合の多くは「ぎっくり腰」の可能性が高いです。

不安定な姿勢で重いものを持ったり、急に立ち上がったときに発症し、激しい痛みを伴います。

そして、多くは2,3日で痛みが改善しますが癖になることも多く、注意が必要です。

ぎっくり腰の痛みは時には耐えられないほどの痛みがある場合もあります。

しかし命には別条がないのと、救急車で病院へ行っても、ベッドの空きが無いと帰されたり、じきに治りますと言われ帰されることが多く、夜、ぎっくり腰になっても時間を置いて様子をみてから受診することをお勧めします。

腰痛症状と眼精疲労

腰痛は原因も症状もさまざまなケースがありますが、時には目の疲れから腰痛を引き起こすこともあります。

車の運転や、あるいはパソコンでの長時間の仕事の人に眼精疲労からくる腰痛もありますから注意が必要です。

肩と腰は連動していますから、肩が凝ると腰にも大きく影響してきます。そのため。

腰痛の原因を探っていったら厳正疲労だったということも多くあります。

眼の疲れがどうして腰痛に関係があるのかと思われるかもしれませんがパソコンの長時間の使用で、肩こりに悩んでいる人は多くいますよね。

目の奥が重いとか痛いとか、ドライアイで眼の乾きに悩んでいる人も多いです。

酷くなると頭痛や吐き気などもおこってきます。

眼の使い過ぎで疲れが溜まると、肩の筋肉でカバーしようとし肩こりがおこります。

目の疲れからくるのですから、時間をおいて目を休めたり、眼精疲労に効果があるとされるアントシニアン入りのサプリメントを
飲むなども効果があります。

また、眼精疲労には緑黄色野菜やブルベリー他の果物も効果があるとされていますから、心掛けて摂取してください。

腎虚という言葉がありますが、腰痛ばかりでなく精力減退、若白髪などの他多数が、腎虚の始まりと言われています。

腎虚が進行すれば
メヌエル病や腎炎、
膀胱炎、
前立腺ガン、
骨粗鬆症、
糖尿病他、
細菌感染症などを発症し結果として
死に至るので見過ごすことが出来ません。

腎虚を防ぐには、お風呂に肩まで浸からず、上半身を出すぐらいの気持ちで、ゆっくり腰湯をし、上半身が汗ばむくらいにする半身浴が、腎虚の予防や改善に効果があるとされていますから、眼精疲労から腰痛が起こっている方にはお勧めの入浴法です。

腰痛とスポーツ

腰痛に深く関係しているのが下半身の筋肉です。

筋肉は使わないとどんどん衰えていきますから、その結果、つまづきやすくなったり、膝がつかないO脚にもなります。

そして、腰に歪みが生じて姿勢が悪くなり腰痛になる可能性が大きくなります。

また、筋肉が衰えて筋活動が弱まると、基礎代謝が低下し太りやすいなどの弊害が起こります。

以上のように筋肉を使わず、筋肉が衰えた結果、腰痛で悩まされるようになります。

これを避けるためには適度の運動を行って筋肉を衰えさせないことが腰痛を防ぐことに繋がります。

下半身の筋肉を鍛えると、腰のまわりの筋肉群も連動して活動し腰痛を起こす可能性を少なくしてくれます。

筋肉が衰えると、腰が曲がるとか。

姿勢が悪くなりますが、姿勢が悪いことから起こる弊害を、私が以前通っていたカイロプラクティックの先生は、頭をスイカに例えて説明してくれました。

その先生の説明では、
「人間の頭はスイカほどの重さがあり、その頭を細い首が支えているが、正しい姿勢ならそれほど負担がかからないが、歪んだ姿勢だと思い頭を支えるのに余計な負担がかかって肩こりになったり、腰の高さが左右同じでないと腰痛が起こる。」
というものでした。

左右の腰の位置の高さを同じにするのには、早歩きが一番効果があるということで勧められて実行しました。

その結果、腰痛が治っています。

毎週カイロプラクティックに通っていたのですが、20分間きっちり早歩きをしていたかどうかは、左右の足の長さの違いで先生にはすぐ見抜かれました。

すぐ見抜かれたことで、早歩きの効果を実感しています。

このように、スポーツは腰痛対策の大きな効果がありますから、ぜひ、ご自分に合ったスポーツで筋肉を鍛えることをお勧めします。

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