腰痛

腰痛の原因

急性腰痛(ぎっくり腰)

腰は体の中でも特に負担がかかる部分です。

歩く、座る、重いものを持ったりする作業では特に腰に負担がかかります。

座ってのデスクワークだって腰に負担をかけています。

なので、年齢職業関係なくかかるのが腰痛です。

小学生や子供はかからないというかもしれません。

しかし、私が従妹を抱っこで持ち上げようとしてぎっくり腰になったのは、小学校5年か6年の時です。

腰痛でも原因が分かりやすいのがぎっくり腰です。

ぎっくり腰は重い物を持ち上げた時とか、急に立ち上がった時、あるいは、急に振り返った時に起こります。

しかし、そのような「急な」という状態の時でも、姿勢が正しければぎっくり腰になる可能性は低いです。

正しい腰の位置、
正しい姿勢で立ち上がるなどはぎっくりこしになるリスクが下がります。

そして、常日頃運動をして筋肉、特に下半身の筋肉を鍛えておくことで確実にぎっくし腰になら可能性が少なくなります。

ぎっくり腰になったときの状態の多くは、重いものを持ちあえた時他、朝、ベッドから起きようとしてなる人もいます。

朝は負担のかかっている筋肉が硬くなっているのでかかりやすいのだそうです。

ぎっくり腰は、一度かかると繰り返しやすという性質があります。

繰り返しているうちに慢性化してしまいます。

もしも、不幸にもぎっくり腰になってしまったら、予防のためにも運動をしっかり行って筋肉を強くすることをお勧めします。

そうすることで再びぎっくり腰になるリスクが減らせ、慢性の腰痛に進んでしまうことが避けられます。

腰痛とストレス

現代人に増えている腰痛には、ストレスが大きな原因だったということがよくあります。

スイスのある大学病院で病院に訪れる椎間板ヘルニアの患者さんを調査した結果が発表されています。

それによると、神経を圧迫している物理的な原因で痛みを感じているのは腰痛患者さんの全体の約1/3で、およそ2/3の患者さんは「心の問題」から腰痛を発症している、というものでした。

いかに、ストレスが腰痛に深く関係しているかが分かります。

ストレスが減らない限り、ストレスと痛みの悪循環から抜け出すことが出来ません。

ストレスは、
自分で「ストレス」と自覚している場合もありますが、自分ではストレスと気が付かない場合もあります。

そして厄介なことに「ストレスにかからないぞ!」と頑張れば、その頑張りがストレスになりがちなのだそうです。

なので、慢性的なストレスになっているかどうか、自己診断の方法がありますから、ご紹介します。

「眠ろうとして布団の中に入ってもなかなか眠ることが出来ない」
「イライラすることが多い」
「理由もなく不安になったり気持ちが重くなったりする」
「お腹が空いているはずにもかかわらず食欲がない」
「休みの日頭の中は常に仕事のことを考えている」

などが慢性的なストレスなので、ストレス解消の方法をあれこれ考えてください。

腰痛の悪循環から抜け出すための心の処方箋としてオススメは、まずは、ストレスをこまめに解消して溜め込まないようにします。

それには
「1、明日のことは考えずぐっすり眠ること」
「2、美味しい食事やスイーツ、感動する映画、ご機嫌な音楽で五感を刺激する」
「3、口に出すことで気が楽になったりします。誰かに愚痴を聞いてもらう」
などの方法を試してみてください。

腰痛と内臓の関係

腰痛は筋肉の衰えや、腰に急激な負担がかかっても起こりますが、内臓の疾患が原因で腰痛になっていることもあります。

内臓の疾患からきている腰痛は数は少ないのですが、腰痛で病院へ行き、原因が分からず色々検査をしているうちに内臓疾患が発見されることがあります。

腰痛を伴う病気には、

「慢性胃炎」
「胃潰瘍」
「十二指腸潰瘍」
「胆嚢炎」
「胆石症」
「腎臓結石」
「胆道結石」
「慢性膵炎」
「腎盂腎炎」
「腎がん」
「尿路結石」
「尿管がん」
「大腸癌」
「膀胱がん」
「子宮筋腫」
「子宮がん」
「卵巣嚢腫」
「卵巣炎」
「腹部大動脈瘤」
「帯状疱疹」など数多くあり、

数が多いゆえに原因の特定が難しかくなっているといえます。

安静にしていても痛みが治まらないのが内科的疾患からきている腰痛の特徴です。

内科的疾患から腰痛には、内科で適切に治療をする必要があります。

腰痛で病院へ駈け込んで様々な検査から「膵炎」と診断された女性がいます。

彼女の痛み方は、みぞおちから背中にかけて激痛が走り、それと同時に吐いたり高熱が出ました。

彼女の場合は検査の結果「膵炎」と、診断されて治療を受けて腰痛もなくなっていますが、病名がはっきりしない場合が多いのが現実です。

ちなみに、病院へ行って、レントゲンを撮っただけで「ヘルニア」と診断された場合は、その医師は信用できないといいます。

理由は、レントゲンは骨を写すもので椎間板やヘルニアは骨ではないので写らないからです。

椎間板ヘルニアの多くは3~4ヶ月程度で自然治癒することが多いです。

柔軟性の低下が腰痛の原因の場合

筋肉の慢性的な疲労は筋肉の柔軟性を低下させます。

なので、激しいスポーツの部活を頑張っている高校生などが、柔軟性の低下が原因の腰痛にかかってしまうことが多くあります。

そのため、部活を休んだり、試合に出られなくなったりする可哀相な子もいます。

残念ですが、そういう場合は部活を休むしかないのですが、でも、諦めきれずに、引退だからとコルセットをはめて
試合に出たりする子もいるようです。

安静にしていなければいけない時にそのようにして無理をすると、後々治りが悪かったりするのが腰痛です。

また、歩き方他、悪い姿勢でも筋肉の疲労は溜まっていきますから、背筋を伸ばした正しい歩き方というのが必要です。

正しい姿勢での歩き方は筋肉が効率よく働きますが、その反対に悪類姿勢での歩き方は、よく動く筋肉と、動かない筋肉とに分かれバランスが悪くなり、働く筋肉過度の負担がかかってしまいます。

その結果が筋肉に過度の負担がかかり、疲労が溜まっていきます。

長時間パソコンに向かって仕事をしている人も、背筋を伸ばした正しい姿勢を心掛けることが大事です。

筋肉をつけるために運動が大切だからと、カーヴィーダンスを始めた女性がいるのですが、何故か、数日続けたら腰が痛くなったというのです。

そして、整形外科に行って医師に説明したら、
「いきなり負荷がかかりすぎて腰を痛めたのですね」と笑われたそうです。

そして、痛みが治まるまでは運動を休み、収まったら徐々にストレットをするようにと言われて帰ってきたという人もいます。

また、この女性のような状態で整形外科を受診しレントゲンを撮ったら、痛みの原因は軟骨の減少ということが分かった人もいます。

腰痛の原因も本当に様々なのです。

下半身の筋肉の衰えが腰痛の原因の場合

若い人から高齢の人まで、幅広い年代層で腰痛を訴えて数多くの人が整形外科などへ通っています。

年代に関係なく起こるのが腰痛ですが、比較的年代の高い方に多いのが加齢によって生じる「変形性腰椎症」です。

年と共に腰椎が変形したり、骨と骨をつなぐ椎間板にあるゼリー状の髄核が水分を失うなどで変性し、そのために痛みが出る腰痛です。

この変形性腰椎症から、神経の通り道である脊柱管が狭くなり、
神経を圧迫するために下肢に痛みや痺れが出る「腰部脊柱管狭窄症」へ進行したりします。

なので、腰部脊柱管狭窄症は60代以上に見られるのが特徴です。

腰部脊柱管狭窄症は、
歩いていると下肢に痛みやしびれが強く出てきて歩けなくなりますが、腰をおろしてしばらく休むとまた歩けるようになるのが特徴で、このような症状の患者さんは薬物療法と運動療法で改善しています。

高齢になってからの筋肉の衰えによる腰痛を防ぐには、若いうちから下半身の筋肉鍛える適度な運度をすることをお勧めします。

痛みが強い場合は消炎鎮痛剤を処方しますが、高齢者の場合は胃腸障害を起こしやすくなりますし、年を取ってから運動療法を始めるといっても何かと負担が大きいものです。

人間は日々の雑事に追われて、実際に具合が悪くなるまで放置しがちですが、健康に関しては「予防」ということを大切にして暮らしていくことをお勧めします。

また、腰痛の多くは自然に解消されますが、なかには重大な内科的病気が隠されている場合もあります。

痛みがひどい場合や、長引く場合は無理をせずに受診することも大切です。

腰痛の原因が冷えによるもの

「冷えは万病の元」とは、昔からよく言われますが、
冷えから血行が悪くなったり、新陳代謝が悪くなったり免疫力が低下して、その結果さまざまな病気の引き金になってしまいます。

昔は「長野県の寒い冬で10年スカートをはき続けると絶対不妊症になる」などと言われましたが、現代のクーラーの冷やし過ぎが若い女性の体にとっていいはずないと思っています。

私も若い頃の夏、寝ているときに腰が痛くなってカイロプラクテイックに行ったら「冷え」から来ていると言われました。

腰痛だけでなく、慢性的な疲労感や肩のこりや便秘などの症状があったら「冷え」も疑ってみることをお勧めします。

冷えの解消には適度な運動と共に、体を温める食べ物を食べることをお勧めします。

そして、夏、暑いからと言って冷たいものの摂りすぎには注意してください。

冷たいものの摂り過ぎは、胃腸の動きをと弱めて夏バテの原因になってしまいます。

そうやって体の対抗力が弱っているときには種々の病気にも罹りやすくなります。

一つのことが、「風が吹けば桶屋が儲かる」式にどんどん悪い方に広がって言ってしまいます。

しかし、東日本大震災後の節電は、私達の生活に健康的な生活を取り戻させてくれました。

節電でネッグウォーマーが流行りましたが、首を温めることで体全体の体感温度が上がります。

湯たんぽが見直されて、電気毛布で肌が乾燥して悩むことも無くなりましたし、そもそも、電気毛布は睡眠中の生体リズムを崩し、質の良い睡眠が取れなくなります。

そして、夏だからと言ってうっかりすると体を冷やして腰痛の原因になってしまいますから、気を付けて過ごしてください。

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